吉例顔見世興業、まねき上げ
今年二度目の"まねき上げ"です。二度目なので"まねき替え"でしょうか。
11月に上げられた"まねき"は役者の交代と共に新たな"まねき"に替えられました。
12月に見上げる"まねき"はしっくりきます。これを見ると師走がめぐって来たと
実感します。
- 2018.12.03 Monday
- 京のつづり
- 19:09
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今年二度目の"まねき上げ"です。二度目なので"まねき替え"でしょうか。
11月に上げられた"まねき"は役者の交代と共に新たな"まねき"に替えられました。
12月に見上げる"まねき"はしっくりきます。これを見ると師走がめぐって来たと
実感します。
南座では今日から吉例顔見世興行が行われます。
吉例顔見世興と言えば京都の師走の風物詩ってイメージですが、
今年は11月と12月の二度に渡って行われます。
耐震改修工事によってまねきが上がるのも2年ぶり、
改修工事の完成を記念しての異例の興業日程です。
武田薬品の薬用植物園でショクダイオオコンニヤクが開花したと
言うことで見に行って来ました。国内で16例目、関西では初開花だそです。
黄緑から白っぽく包むように広がる部分は花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)
と云われる葉っぱ、水芭蕉と同じような形です。花は裂け目の中にあります。
下の写真は武田薬品が用意された写真、例年は花が咲くこと無く毎年左のように
伸びては枯れるを繰り返して来たそうです。開花1日目の写真が右側。
この時はかなり、近寄れない程の腐臭がしたそうです。ハエを呼び寄せ受粉を
成り立たせる植物の知恵のようです。
今日は3日目なので全く何の臭いも無かったです。
一般公開は明日まで、花の命は短いそうです。
梅雨が明けて北野天満宮では正月の縁起物”大福梅”として授与される
梅の土用干しが始まりました。
今年は南座の耐震改修の為、吉例顔見世興行が先斗町歌舞練場での
開催となったので「まねき上げ」はどうなるかと思っていたけれど、
例年通り南座の正面に上げられました。
吉例顔見世興行と書かれた1枚だけは先斗町歌舞練場に掲げられた
ようです。このまねき上げを見ると師走を意識します。
せわしくもありますが…
京都国際映画祭に関連して登場したジャイアント馬場のバックドロップ。
相手が車だと言うのも面白い。
正月2日は雪景色となった京都です。
深いところは15cmほどに積もったのは久しぶりのことです。
幾つかの雪の写真をアップします。
早朝に訪ねた所はまだ陽が出ておらずモノトーンの世界です。
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